目覚めや睡眠についていろいろと調べていたところ、睡眠に関する資格があるということを知りました。
例えば
・睡眠改善インストラクター
・睡眠指導士
・睡眠環境診断士
といったものがあります。

睡眠改善インストラクターとは

人々の睡眠を改善するために、快適な睡眠のための知識と技術の発信を目的につくられた組織「日本睡眠改善協議会」が認定する資格です。
睡眠改善インストラクターは、正しい睡眠に関する知識を持ち、不眠で悩む人に適切に指導することができます。
睡眠改善インストラクターになるには、日本睡眠改善協議会が開く3日間の「睡眠改善インストラクター育成講座」を受けて、最終日の認定試験に合格する必要があります。

【講座の内容】睡眠改善学総論、睡眠中の生命現象、睡眠と生体リズム、睡眠環境、子どもと睡眠、社会と睡眠、睡眠障害、睡眠改善技術、睡眠相談・評価技術など
【費用】受講料が12万円、認定料が1万円(2014年2月)

※睡眠改善インストラクターの上の資格として「睡眠改善シニアインストラクター」があります。

睡眠環境診断士とは

寝具業界が、寝具の性能を評価する研究機関として作った日本睡眠環境研究機構が認定する資格です。
睡眠環境診断士は、人の睡眠生理と寝具の性能、寝室環境についての知識を持ち、睡眠環境を人体-寝具-寝室のシステムとして総合的に評価することができます。
寝具の研究や開発・販売員、ホテルや旅館、住宅、福祉、インテリアなどの睡眠環境に関連する仕事をしている人に向いている資格です。
睡眠環境診断士になるには、3日間の「睡眠環境講座」を受けて最終日の認定試験に合格する必要があります。

【講座の内容】睡眠の生理、睡眠経過の調査、運動や健康と睡眠、体温調節系、熱移動、寝姿勢の測定方法、寝返りの評価、寝室の環境、室内環境の総合調査、睡眠環境の年間調査、住宅熱環境の全国調査、寝具の性能評価と表示など。
【費用】受講料が8万円

睡眠指導士とは

滋賀医科大学・睡眠学講座が認定する資格です。
滋賀医科大学では2004年に日本で初めての睡眠学講座が開設されました。この講座では、睡眠医学(睡眠障害の健康上の問題)だけでなく、睡眠社会学(睡眠障害の社会経済的問題)や睡眠科学(脳科学としての睡眠)の研究と実践、情報発信が行われています。
睡眠指導士は、睡眠の悩みや睡眠障害に対して、薬を使わない治療の一つである認知行動療法を行います。
睡眠指導士初級になるには1日で行われる「睡眠学入門講座(睡眠指導士初級養成講座)を受けて、認定試験に合格すれる必要があります。

【講座の内容】睡眠の役割とメカニズム、睡眠と環境(光)、睡眠衛生、睡眠・栄養・体内時計など
【費用】1万3千円
※睡眠指導士初級の上の資格として、「睡眠指導士上級」があります。
※睡眠指導士は滋賀医科大学・睡眠学講座が独自で認定しているため、大学の単位として認められません。さらに、医療行為を行えるものではありません。

受講期間や費用面から、一般的に取得しやすいのは「睡眠指導士」
就職や関連業務に役立ちそうなのは「睡眠環境診断士」
独立に向いているのは「睡眠改善インストラクター」
といったところでしょうか。
睡眠は、人の活動の中でも比較的大きな時間を取るだけに、ただしい知識を学んで、日々の生活に活かしてみてはいかがでしょう。

睡眠を学ぶための本

「基礎講座 睡眠改善学」
「快適睡眠のすすめ」(堀忠雄・著)
「睡眠とメンタルヘルス」(白川修一郎・編集)